先日、タイの出版社を訪問した。ファションからカルチャーまでエッジの効いた雑誌を発行していて、昨年書店で見かけて以来、ずっと気になっていた出版社だった。
うまくコラボレーションできないかという話をしたとき、弊誌AJをすみずみまで見て一言言い放たれた。「まあ、オリジナリティはあるわね」。
確かに。。。あちらは、旅の特集でロケをするとなると、カメラマン、ライター、編集者が2〜3班、モデルが1〜2名、ヘアメイクとスタイリストがセットで動く。出版バブルの頃の日本の雑誌か、TVロケか?ってくらいの大所帯。
うちも弱小企業でふけば飛ぶ会社だけど、編集者魂は負けない。極力「写真は借りない」「絶対現場主義!」関東近郊なら(時には地方でも事前に地元の人からヒヤリングや打ち合わせ)ロケハンまでして(笑)取材を敢行!
あれこれ話していて、「まだタイ人が見た事もない日本」を教えて欲しい!ということが第一条件とのことで、「お任せください!」とタンカを切る。
何が楽しいって、「日本人でも知らなかった」と32Pの中でたった一つのコラムでもいいから読者に言わせたらしめたもの!と。そのために各地へ足を運んでいるのですから、、、ということでこの出版社とも最後は握手。
最近、ものすごく多いです。
「新しい観光の切り口を」「ありきたりでない場所はないか?」
現場に足を運ぶからこそ、自分の言葉で自信をもって勧められるし伝えられること。長い目でみて、この積み重ねこそ、最大の財産だ。だから、細々とでも続けなくてはいけないと思っています!
ああ、でも、今月も厳しい〜〜(汗)