今日は
選挙です。
子ども
が生まれてからは、どんなに忙しくても、欠かさず投票には出かけるようにしています。
有志で
ワーキングママサイト(http://www.wakumama.com)を立ち上げて、昨年末に、運良く出版社の方に目をかけていただき、皆の
ワーキングママ体験を集めた本
を出しました。
その際、もちろん日々の実体験で感じた事は面白いし、リアルだし、悩みも本音もたくさん詰まっていたけど、それだけではなく、ずっと気になっていたある調査を決行しました。
全国の都道府県……といいますか、子育て……となると各市町村単位になるのですが。
本当にその
地域ごとに子育て環境に違いがあるので、地名も読めないような(耳慣れていないから漢字がわからない町や村も恥ずかしながらありまして……)村に至るまで、調べられる範囲で子育て支援状況を調べました(私一人でやったわけではありませんが……
)
なぜ、そんなことをしようかと思ったというと、同じ東京都内でも、わが町と隣の区では、公立保育園の保育時間が違う!給食の内容が違う(手作りじゃない園もあったり……)といったことが、日々友人たちとの情報交換の中であり、どうやらそれが東京都内だけではなく、隣接の県の人と話すともっと事情が大きく異なっていたからです!
まだまだ、東京(なかでもわが町)は恵まれている方
だ……と痛感しました。
地域ごとにホームページを制作しているところはそこから情報を収集したり、ホームページがないようなところへは直接電話をかけて問い合わせてみたり……
出産一時金、お祝い手当、保育時間、保育園の数、子育て支援の特別な取り組み……など、自分たちがあってよかったなあ〜とか、一番気になるテーマで、いくつかの項目を決めて、子育てにまつわる情報を収集しました。
調べていくと、出版しようとしていた本の総ページ数など遥かに超えてしまうような情報量のデータが集まり
それだけで一冊分の本になるほどで(なんとか白書みたいですね)。
結局、巻末情報として収録したのは、政令指定都市とそれに準じる規模の市町村の情報だけでした。
ユニークな取り組みでは子どもが生まれると米をくれたり、植樹したり、就学時にランドセルを支給する町や村があったり。
地域によっての格差、少子高齢化問題の大小、仕事を持つ女性が子育てする際に暮らしやすいかどうか……など、数字から読み取れることもあり、その調査をしていくうちに、感じることがたくさんありました。
同じ頃、有機農業に関わる仕事に携わる機会があったり。それ以前、数年前から、農業、漁業、林業といった第一次産業のこと、産地や生産者の方と話す機会を作るようにして、出来る限り日本を歩き回っていました。
今、自分の環境でできることはなんだろう……。
出版(特に観光にまつわること)を長年生業としてきたため、その経験で「地域活性マガジン」と銘打ち雑誌を立ち上げてみましたが。いろんな思いは巡り、模索しています……
テレビ
はあまり見ないのですが、昨夜からはじまった地域再生をテーマにしたドラマ……。
公団の取り壊し、箱もの行政……
高齢化社会、格差社会……いろんな現実社会とダブル場面に涙を浮かべ、「そうなんだよね〜」「どうしてこうなっちゃうんだろう」「こうしたらどうだ!」と、テレビに向かってブツブツと話しかけている私……。
何もできない……何も変わらないかもしれない。
けど、とにかく投票には行こうと思います。