国際ブックフェア会期中でバタバタとする中、今回の都議会選には絶対に自分も票を投じるべきと足を運んだ。
まあ、それ以前からテレビで頻繁に宮崎県知事の国政出馬やら選挙のことばかり。
子どもたちも一緒にニュースを見ているため、当然言葉の意味全ては理解しなくても、耳に残る単語や子どもなりの解釈で理解や疑問を抱いている。
特に、小学生の息子については、二人前?(もう忘れてしまうくらいコロコロ代わる)の安倍総理の辞任がかなりインパクトがあったようで以来、政治のニュースには耳を傾ける。なんで突然総理大臣をや〜める!って辞められるのか?ということや病気を理由にしていたけど、その後、講演会に出演といったニュースが流れているのも見ているから「あれ?この人、重病じゃなかったの?」となるわけだ。
その後の総理も辞任。今回の麻生総理になったときにも、「総理大臣って何?オレでもなれるもの?」と既にあまり重みを感じる職種にとれなくなっていたようだ。
今回、マスコミでは「麻生おろし加速」と騒ぎ立てているが、同情する。
無責任に放り出す人は責任を追及されず……辞めずに続けていこうという人の足を引っ張る構図……としか子どもにも、政治に疎い子ども感覚の私にも映らない。
政治や選挙には正直親子で感心はなかった。しかしここまで社会環境が悪く、住み心地も、治安も、景気も、教育面でも不安要素が多くなると、考えざるを得ない。
もしかしたら、昔は、そうしたことは「プロに任せておけば安心」だから考えなくてもよかったということだったのかもしれないのか?とも思うようになった。
今、PTAの役員やら学童保育の役員やら少子化故に、担当することがある。
1クラスの学級運営、100人足らずの学校運営にしたって、皆の思惑も違えば理想も違う。1回2回の会議ではまとまらない。
それが一国の政治とあれば、何年か前の政策が今、社会に反映しているということに気づかないほど、私たち生活者は馬鹿ではないと思うのです……
正直いって、子どもの方がそうした本質を見抜いていていると感じます……
この先のことを本気で考えてくれるのか、くれないのか……
まったく仕事も子育ても不安ばかりですね……