友人の依頼で、久し振りに撮影のお仕事
をした。
取材で話を聞いたり、原稿を書いたりも
緊張&集中力を要するものではありますが、シャッターを押すその瞬間、一瞬ですべての能力を注がなければいけない写真の仕事は、最近はなるべく受けないようにしていた。
マスコミへの夢を抱いたとき、
世界を駆け抜けるフォトジャーナリストになりたい!と憧れていた。
実は、そんな夢を抱く前から、高校、短大と写真部に所属(部員がいないで、廃部寸前だからと、顧問に無理矢理引きづりこまれ、掛け持ち幽霊部員でしたが)。暗室も体験したのですが………
どうしてもわからないのです。
露出と露光
カメラの原理。光の数値……など
理数がまったくダメ
だから
か、何度説明されても、本を読んでもまったく理解できない。
「どうしてわからないの?」といわれてもわからない。頭に入っていかないものはいかない[:がく〜:]んだから、どうしようもない!
それでフォト……の部分は諦め、ライターとして頑張ろう!とやってきた。
ひょんなことから、6年程前……女性起業家を尋ね歩き、話を聞いていくうちに「この表情を残したい!」
と、再びカメラの勉強を始め……それでも、当時も露光と露出の数値など、カンニングペーパーにしてメモをみながら撮影していたのですが
最近は、
経費削減&デジタル化が進み、ライターがカメラを持ち取材をするのが当たり前のようになっているのですが、あえて、私はそれをしないように努めていた。写真を撮ることの難しさをその体験でより身にしみたからこそ、私はライターとしての力を集中させ、取材に専念すべきと思ったからだ。時には、取材者であるからこそ、取材者にのみ見せてくれる表情というものがあり、技術の善し悪しには変えられない関係性を写せることがあるし、だからこそ、取材者自身がシャッターを押さなければならないという場面はある。でも、そうでない場合は、まだまだ両方器用にこなせるほどの精神力も技術も至らない。
といいつつ、今回は親しい人ということもあり、応じてしまった。
前日から緊張〜〜
でも、久し振りでワクワクする。
パソコンに向かい活字まみれの日々に疲れていたせいか……
あの、一瞬、一瞬の緊張感がとっても気持ちよかった。
原稿書き一日した時と同じくらいの疲労で……
焼酎飲んで速攻昼寝しました