最近、東京と千葉県内房の海辺の街を行き来するようになった。
一応、ご近所へ挨拶周りをした。
わずか10数世帯程なので、みな顔なじみに。
草むしりをしていると、裏の家からおはぎを頂いたり、畑いじりをしている農家のおばあちゃんからは新米だとおいしいお米を頂いたり、庭で遊んでいたはずの子ども達がいない!と思ったら、向かいのうちにあがりこんで、ちゃっかり、おばさんにお菓子をもらっておしゃべりしていたり。
昨日は隣の若夫婦のお母様より、お手製のガラスのスタンドライトを頂いた。
なんと、これ!海岸に流れてくる廃棄物のガラスの破片を拾い集め、再利用した!とか!
私たちも、海岸に行くときは10分でも海辺の掃除をするようにしています。注射針や中国語の薬瓶とか、電子レンジの破片とか、も〜う、ビックリするようなものが流れています。
「昔はね、作り過ぎちゃったからっていって隣のオバサンが煮物なんかを持ってきたでしょ? あれは、もともとあげるために作ってるんだよね」と、写真家の荒木さんの本で読みました。
内房の海にて……この心を忘れたくないと思いました。